次世代型港区女子™みかのサイト

管理人みかが【次世代型港区女子™】になっていくまでの過程や、現在の活動をご紹介していきます♪

フライパンと拳銃

銃弾はフライパンを貫通するのか

そんな事は一切考えなかった。

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ご存じ無い方にはお伝えしたいんだけど、アメリカでもカリフォルニアは、ニューヨークとは異なり、移動手段が基本車。歩いている人間なんてめったに見ない!更に、LA周辺は"危険地区"と呼ばれる地域が多々存在している。そんな事全く知らない私が住んだアパートメントは、(家族全員で昼間から煙を焚くような)メキシカンの家族が経営する、かなり治安の悪い地区にあるアパートメントだった。住人は黒人さんやメキシカン、白人さんの学生さんで9割…勿論良い人も沢山いたけど、怖い目にも沢山あったし。(留学ジャーナルの斡旋の元、日本からアパートメントを契約した 後で聞いたら1か月500ドルのアパートメントに750ドル近く支払いしていたらしい…)この時点で、普通呆れるよね?(笑 
英語も話せない、1人暮らしもした事が無い、車も無い、のにアメリカで1人暮らしするの!?って。 しました。そしたら凄いことが起こってしまった!さすがアメリカ!スケールが大きいのか、適当なのか!
①鍵が壊れている
②電気が通っていない
③お湯が出ない
OMG!死ぬじゃん!絶対死ぬじゃん!今夜死ぬじゃん!(笑 
いやいや、初日で死ねない。時間は昼の12時!歩いて30分かけてスーパーに行き、フライパンとキャンドルとパンを購入!(1人で道路を歩く日本人の女の子、めちゃくちゃ見られた)
これで生き延びる!本気で思った。
明日の朝まで生き延びたら学校だし、学校で先生に伝えれば何とかなる。←この時点でもうわけが分からない状態(笑

幸い、携帯電話だけは何かあった時のために国際電話を繋いであったので、すぐに母に電話!(ご存じうちの母は超強い…電話した数時間後に都庁に出向いて、今すぐ何とかしなかったら留学ジャーナルの免許取り消し依頼するぞって言ったらしい 笑)

夜が更けて行った20時近く、玄関がノックされる。フライパンを持っておそるおそる出てみると、留学ジャーナルのLAのスタッフさん。手にはありったけの非常灯とバナナ(爆笑 「すぐに鍵と電気なんとかしますから、明日まではこれでお願いします」と。まさかのそれらを置いて彼は帰って言った。ここからがアメリカ初日の私の勝負!!シャワー浴びている間に強盗きたら嫌だからさ(というか水しか出ないしさ)買ってきたタオル濡らして体拭いて、バナナとパン食べて、ありったけの非常灯をつけたまま、毛布にくるまり、フライパンを持って、玄関に座って寝てみた。これ、フライパンでどう戦おうとしていたんだろう、私。
まぁ、それでも寝てしまうのが私。爆睡。次の日の朝、”あ~生きてた”と心の底から喜んだ。いよいよ学校に行き始める私。そこでの各国の人々との出会いが、未熟すぎる私を、大きく成長させていくのでした!!

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