次世代型港区女子™みかのサイト

管理人みかが【次世代型港区女子™】になっていくまでの過程や、現在の活動をご紹介していきます♪

オーガニックのお菓子プロデュースをしてみた

「喜んで欲しい」

結局、これくらい単純な理由で、今こうして色んなビジネスに手を出してるんだと分かった。
最終的にやりたいことはある。子供にビジネスを教えたい。
でも、今、私がやってる色んな事って、直接的にそこに繋がってるわけじゃない。
じゃあ、なんで、あれもこれも手を出して行くのか。って考えた時に、私は「人に喜んで欲しい」んだと思った。

もうね、綺麗事とか、何だかんだ言われたとしても仕方ないんだけど、これが結局行きつくところの本心なんだと思った。それが分かったら、最近色々あったもやもやが一気に無くなった

グルテンフリー、アレルギーのある人向けのお菓子をプロデュースしたいと思ったのは、相棒で親友でもある千明の体の弱さが原因だった。

f:id:mikavision:20170817214859j:plain(美人で頑張り屋の千明)

当時千明はまだエステシャンとして朝から晩まで働いていて、会えるのはいつも夜21時過ぎだった。それでも毎日のように電話したり、会ったりするようになった。
お互いに起業したいって夢があって、そういう未来の話でいつも盛り上がった。

でも、千明は良く体を壊してた。会うとびっくりするほど荒れた、ぼろっぼろの肌だったり、具合が悪そうな事が多かった
私は良く、「あんた起業したいって言っても、その身体じゃ大変じゃない?」って言ってた。それでもどこかで ”とはいえ、大丈夫でしょ”という気持ちがあった。
でも、ある日の夜中の2時頃に千明からの電話が鳴った。何だよこんな夜中にって電話にでた。でも、返事がない。何度か千明ー!って呼びかけてると今度は、息苦しい感じで息をすったりはいたりしながら「みたん(と呼ばれてる)、ごめん、やばい…」とか言ってる。明らかに過呼吸の状態。電話の向こうで何分経っても、全然治らないし、なんかもう明らかに状況おかしくって、

「そこで待ってて!行くから!」って言いながらベッドから飛び起きた。そしたら支度して家出る瞬間くらいに千明の声が出た「…もう大丈夫。おさまった。みたんごめん。」って。

私は訳がわからなくて聞いたら、たまにこういう発作があるっていう。「なんだよそれ」って聞いたら、小麦粉アレルギーだっていう。

知らなかった。

重度じゃないけど、小麦粉いっぱい食べるとこうなるって。だから酷い肌荒れも、発作も起こる事があるって。

びっくりした。
私が大好きなピザも、パスタも、ラーメンも、ケーキも、パンも、全部、千明にとってはダメなものなんだって知った。それから千明の行動を良く見るようになった。ご飯に行って頼むもの、食べてるお菓子。コンビニに寄っても、いつもナッツか、ドライフルーツ(しかも小麦粉なしのやつあればの話)ばっかり買ってることが分かった。
それから、千明に何か差し入れする時は、成城石井とか、ちょっと高めのスーパー行ったり、どこか行くたびに小麦粉の入っていないお菓子を探すのが癖になった。

でも、探せば探すほど、小麦粉(グルテン)フリーで美味しいお菓子って本当に無くて、食べてもぱさぱさしてたり、あってもべらぼうに高かったり、記念日に見た目が可愛いグルテンフリーのお菓子探しても、都内で中々見つからなくて神奈川まで買いにいったり、そんなことばっかりしてた。

なんだよ。小麦粉アレルギーの人って超しんどいじゃん。店行っても選ぶの大変だし、美味しいスイーツもろくに食べれない。これ、超大変じゃん。健康過ぎて気付かなかったけど、これ、悩んでる人、結構入るよな。何か凄い可哀想だ。
アレルギーだってなんだって、美味しいもの、可愛いもの食べたいに決まってる。
だって、相方の千明がそうなんだから。

f:id:mikavision:20170817215323j:plain(戦友でパートナーの私と千明)

<だったら私がつくればいいじゃん>

そう思った。次回へ続く…