次世代型港区女子™みかのサイト

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なまこをビジネスにしてみよう

与論の漁師と再会したのは、初めて与論島に行ってから2か月後の5月だった。

産業カウンセラーを目指していた私は、ちょうど沖縄で”産業カウンセラーの全国大会”に参加することになっていた。

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せっかくの御縁だし、与論で出会った沖縄で居酒屋をやってる人、与論の漁師、女漁師さんとその友達、皆で那覇で再会することになった。なぜか偶然、それぞれ予定が合って実現した。

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その時、なぜ与論島の漁師が沖縄に来たのか聞いて、少し驚いた。漁師たちはわざわざフェリーに車をのせて、そこに魚を積んで、与論から沖縄まで売りに来ていたのだ。勿論、与論で売る事も出来るけど、売れる値段が全然違ったりするらしい。そういう話を聞いているうちに、ますますなにか一緒に出来る事は無いか考えるようになった。

その時に、漁師が私を驚かせようと、【大量のなまこ】の写メを見せてきた。

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”ほ~らみかちゃん、これ何かわかる?”
その瞬間<キャー!!>みたいな悲鳴は一切出ず、口から出た言葉は
「ひらめいた!!」だった。本当にひらめいた。

私、本当に色んなことをすぐにひらめくだけど、この時は何か降ってきた感じのひらめきだった。
「なまこ獲れるの?禁止じゃないの?」
「なまこ、まだ平気だよ。少なくはなってきてるけどね。」
「なまこ、売るの?」
「なまこ、売るよ」
「なまこ、いくらで売るの?」
「なまこ、1回でどれくらい獲れるの」
ずっと、質問攻め。(笑 
しまいには漁師に、「みかちゃん、なまこ以外の話をしようよ~」と言われたくらい、酒の席で私はなまこに夢中だった

すぐに携帯で、海外のなまこ相場を調べて、需要を調べて、中国に詳しい友人に電話をかけた。「なまこ、売れる?」笑 
他にももっともっと調べなきゃいけない事があったから、翌日からなまこを調べた。
本屋に行って、
インターネットで、
九州の大学生の論文で、
海外の論文を翻訳して、
なまこを調べまくった。
会社の休み時間はネットを開いてなまこを調べてた。
郵送や、価格、諸々加味して、今まで生のなまこを売りに出してた漁師に
”乾燥なまこをつくろう!”と持ちかけた。
そこで、沖縄での再会から1か月後、今度は2人で沖縄の壺川漁業組合の組合長になまこの乾燥のさせかたを習いに行く事にした。会社員なので、金曜の夜に出て、土日でまた沖縄。

まだまだ暑い沖縄で、ショーパンにヒールで(→笑 壺川の漁業組合の作業場で、IC録って、ノートにメモをしながら、2人で必死に乾燥のさせかたを学んだ。
それから、養殖のさせ方を学びに那覇の漁港にも行った。
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やれるかやれないかなんて分からなかったけど、行動が先行して、イメージは持てた。
その1か月後、私は会社員をやりながら、個人事業主の登録を区役所にしにいった。
登録区分はもちろん・・・【漁業】